2008.03.03 Monday
常識のちがい? 価値観のちがい?
だいすに、就職の話が舞い込んできた。
しかし、3日後(←実質2日後)には、その話は消え去っていた。
2月29日の深夜、sabi&だいすがとっても親しくしている人から、
だいすの携帯にメールがあった。
「就職する気ある?」というような、わりと軽い内容の、
3〜4行程度のメールだったらしい。(sabiは見ていないので、よく知らない。)
だいすがメールを見たのは、その翌朝(3月1日)。
sabiはまだ寝ていた。
ほどなく、メールをくれた人から、わが家に電話があった。(sabiは起きた。)
だいすはその電話で初めて、
勤務先の所在地、職種、勤務時間・条件などなど、詳しい情報を聞いた。
「sabiともまだ話をしていないし、ちょっと考えさせてもらってからお返事します」
というようなことを言って、だいすは通話を終えた。
勤務は4月から。
できれば前任者がいるうちに、早めに(3月から)入ってもらえれば、とのこと。
月〜金、フルタイムの仕事だという。
しかも、わが家からだと、通勤時間が相当かかる。
うたごえ運動に理解のある職場だとはいうものの、
当然、いまのような時間の使い方はできなくなってしまうだろう。
また、現在だいすが働いている労働組合の仕事(週2回・パートタイム)を、
どうするのかという問題もある。代わりの人が、すぐに見つかるかどうか……。
それに、こういう話においては、sabiの病気のことは非常に難しいファクターである。
sabiがいまの職場で働けなくなったときのことを想定すると、
だいすも定職を持っておいたほうが安心である、というのが二人の共通見解。
しかし、だいすに時間的な余裕がなくなることで、
sabiにもたらされるマイナスの影響を考えると、これもまたきびしいものがある。
病院についてきてもらうこともできなくなるし、
いざというとき(←いろいろある)のことが、かなり心配される。
あと、sabiとしては、“だいすは職に就きたいのか?”という点が、最も重要。
一時期、だいすには、かなり強い就職願望があった。
「就職していない自分は、一人前とは言えないんじゃないか」とか、
「こんな自分には、うたごえ運動の真髄などわからないんじゃないか」とか、
何かにつけて、引っかかりを感じていた様子だった。
しかし、その点について聞いてみると、いまはそれほどでもないという。
だいすの中にどういう変化があったのか、具体的にはよくわからないが、
sabi的には、「それほどでもない」んだったら、正直なところいまのままがいい。
少なくともsabiは、だいすのことを誇りに思っているし、
世の中にはいろんな生き方があっていいし、
だいすの毎日がそれなりに充実しているんだったら、それでいい。
しかも、たくさんの仲間たちがだいすのことをちゃんと見ていて、評価してくれている。
それで十分じゃないか、と思う。
前置きがすっかり長くなってしまった。ここからが本題。
だいすの就職に関しては、こうしたいくつかのファクターが複雑にからんでいるため、
YESかNOか、1日や2日ですぐに返事をすることはできなかった。
ちょっとしたアルバイトならいざ知らず、正式な就職という話であれば、
だいすのみならず、たいていの人はそうだろう。
……と、sabi&だいすは思っていた。
ところが。
今朝(3月3日早朝)、くだんの知人から、だいすの携帯にこんなメールがあった。
「この前は、いらない話を持ち込んですみません。
あれからお返事がないので、あの話はなかったことにしてください。
よけいなお節介を焼いて、申しわけありませんでした。」
……えっ?
「あれからお返事がない」って、どういうこと??
われわれが実際考える時間なんて、まる2日間しかなかったじゃん!??
しかも、この文面、表向きはなんだか謝っているようにも見えるが、
実はこれは明らかに、怒っているとき・ムッとしているときの文章であると、
知人の性格をよく知っているsabi&だいすは、判断せざるをえなかった。
確かに、先方が急いでいることはわかっていた。
もしだいすがダメなら、早く次の人を探さなきゃならないわけであって。
でも、よもや2日で決めねばならないとは、思いもしなかった。
しかも、それで「返事がない」といって怒られるとは……。
だいすはすぐに、お詫びの返信メールを出した。
いくつかの問題からすぐには決められず、現時点でもまだ決めきれないので、
申しわけないが今回の話は流してください、ご迷惑をおかけしました、と。
「期限について確認しなかったのは、こっちのミスだった」と、だいすは言う。
sabiが、「じゃあ、最初から3日後ってわかってたら、どうした?」と聞くと、
だいすはすぐに、「そしたら、その時点で断わってたなぁ」と言った。
この行き違いって、いったいなんだったんだろう。
返事を待ってもらえる時間はおよそ○○みたいな、常識のちがい?
それとも、就職というものの重さ・軽さの感じ方、価値観のちがい?
しかし、3日後(←実質2日後)には、その話は消え去っていた。
2月29日の深夜、sabi&だいすがとっても親しくしている人から、
だいすの携帯にメールがあった。
「就職する気ある?」というような、わりと軽い内容の、
3〜4行程度のメールだったらしい。(sabiは見ていないので、よく知らない。)
だいすがメールを見たのは、その翌朝(3月1日)。
sabiはまだ寝ていた。
ほどなく、メールをくれた人から、わが家に電話があった。(sabiは起きた。)
だいすはその電話で初めて、
勤務先の所在地、職種、勤務時間・条件などなど、詳しい情報を聞いた。
「sabiともまだ話をしていないし、ちょっと考えさせてもらってからお返事します」
というようなことを言って、だいすは通話を終えた。
勤務は4月から。
できれば前任者がいるうちに、早めに(3月から)入ってもらえれば、とのこと。
月〜金、フルタイムの仕事だという。
しかも、わが家からだと、通勤時間が相当かかる。
うたごえ運動に理解のある職場だとはいうものの、
当然、いまのような時間の使い方はできなくなってしまうだろう。
また、現在だいすが働いている労働組合の仕事(週2回・パートタイム)を、
どうするのかという問題もある。代わりの人が、すぐに見つかるかどうか……。
それに、こういう話においては、sabiの病気のことは非常に難しいファクターである。
sabiがいまの職場で働けなくなったときのことを想定すると、
だいすも定職を持っておいたほうが安心である、というのが二人の共通見解。
しかし、だいすに時間的な余裕がなくなることで、
sabiにもたらされるマイナスの影響を考えると、これもまたきびしいものがある。
病院についてきてもらうこともできなくなるし、
いざというとき(←いろいろある)のことが、かなり心配される。
あと、sabiとしては、“だいすは職に就きたいのか?”という点が、最も重要。
一時期、だいすには、かなり強い就職願望があった。
「就職していない自分は、一人前とは言えないんじゃないか」とか、
「こんな自分には、うたごえ運動の真髄などわからないんじゃないか」とか、
何かにつけて、引っかかりを感じていた様子だった。
しかし、その点について聞いてみると、いまはそれほどでもないという。
だいすの中にどういう変化があったのか、具体的にはよくわからないが、
sabi的には、「それほどでもない」んだったら、正直なところいまのままがいい。
少なくともsabiは、だいすのことを誇りに思っているし、
世の中にはいろんな生き方があっていいし、
だいすの毎日がそれなりに充実しているんだったら、それでいい。
しかも、たくさんの仲間たちがだいすのことをちゃんと見ていて、評価してくれている。
それで十分じゃないか、と思う。
前置きがすっかり長くなってしまった。ここからが本題。
だいすの就職に関しては、こうしたいくつかのファクターが複雑にからんでいるため、
YESかNOか、1日や2日ですぐに返事をすることはできなかった。
ちょっとしたアルバイトならいざ知らず、正式な就職という話であれば、
だいすのみならず、たいていの人はそうだろう。
……と、sabi&だいすは思っていた。
ところが。
今朝(3月3日早朝)、くだんの知人から、だいすの携帯にこんなメールがあった。
「この前は、いらない話を持ち込んですみません。
あれからお返事がないので、あの話はなかったことにしてください。
よけいなお節介を焼いて、申しわけありませんでした。」
……えっ?
「あれからお返事がない」って、どういうこと??
われわれが実際考える時間なんて、まる2日間しかなかったじゃん!??
しかも、この文面、表向きはなんだか謝っているようにも見えるが、
実はこれは明らかに、怒っているとき・ムッとしているときの文章であると、
知人の性格をよく知っているsabi&だいすは、判断せざるをえなかった。
確かに、先方が急いでいることはわかっていた。
もしだいすがダメなら、早く次の人を探さなきゃならないわけであって。
でも、よもや2日で決めねばならないとは、思いもしなかった。
しかも、それで「返事がない」といって怒られるとは……。
だいすはすぐに、お詫びの返信メールを出した。
いくつかの問題からすぐには決められず、現時点でもまだ決めきれないので、
申しわけないが今回の話は流してください、ご迷惑をおかけしました、と。
「期限について確認しなかったのは、こっちのミスだった」と、だいすは言う。
sabiが、「じゃあ、最初から3日後ってわかってたら、どうした?」と聞くと、
だいすはすぐに、「そしたら、その時点で断わってたなぁ」と言った。
この行き違いって、いったいなんだったんだろう。
返事を待ってもらえる時間はおよそ○○みたいな、常識のちがい?
それとも、就職というものの重さ・軽さの感じ方、価値観のちがい?
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