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sabiが教育活動 (らしきもの) を見る視点って、なんだったっけ?
最近、自分たちの都合で教育活動 (らしきもの) をしてる人たちが多すぎて、
それら一つひとつについて、どのように判断し、見きわめたらよいのか、
sabiにはだんだんわからなくなってきた。
少なくとも、キャッチフレーズとか、断片的な言説だけでは判断できない。
先入観とか、思い込みとか、好き嫌いで判断してもいけない (当たり前だけど) 。

2〜3日前、あるきっかけから、
このことについて、原点に立ち返って考えてみようと思いはじめた。

かつて (広島時代) 、sabiがさまざまな研究会などで、
教育現場の先生方に突きつけられた問いの数々を、あらためて思い起こしてみた。
その中で、とりわけ重要な視点 (指針) としてsabiの中に刻み込まれた問いは、
次の3つだったように思われる。

1. どんな力をつけようとしているのか?

2. どんな関係をつくろうとしているのか?

3. 何と闘おうとしているのか?

----------
以下、少しだけ補足。
 ※ ここでは便宜上、「教師−子ども」 という書き方をするが、
    「指導者−被指導者」、「教育する者−される者」、「計画者−参加者」 など、
    ほかの言葉に置き換えてもよい。

1. どんな力をつけようとしているのか?
言い換えれば、「その教育活動を通して、子どもの中に何が残るのか?」ということ。
ただ楽しかったとか、素晴らしかったとか、癒されたとかで終わるのではなく。
できなかったことができるようになる、
あるいは、できそうだという手がかりをつかむことが期待できるか?
自らの固有の発達課題に挑むチャンスが、一人ひとりに与えられているか?
たとえば、自立する力、人とつながる力など、集団の中でしか得られないものが、
どのような形で、子どもの中に育っていくのか?

2. どんな関係をつくろうとしているのか?
ここでいう 「関係」 とは、子どもをとりまく諸関係のすべてを含む。
「教師−子ども」、「子ども−子ども」、「子ども−対象」、「子ども−社会」 など。
みんな仲よくとか、助け合おうねとか、口で言うことはたやすいけれど、
現実として、子どもの活動基盤、生活基盤そのものの構造がいびつになっていると、
そこでつくられる諸関係も、ゆがんだものとなってしまう。
どのようにして、それらの基盤を足もとから組みかえていくのか?
そして、そのことを通して、どんな関係を構築したいのか?
教師が無意識のうちに、固定的な力関係を教え込んでいる危険性はないか?

3. 何と闘おうとしているのか?
教育を志す人たちは、みんな、いろいろな野望 (?) を持っていることだろう。
「世の中にはびこる、誤った教育観を正したい!」 とか、
「国の教育政策、文科省の教育方針に、もの申す!」 とか、
「時代に流されてはいけない。寺子屋の思想に帰ろう!」 とか。
教師というよりはむしろ、われわれ研究者の側にこそ求められる視点なのだが、
こうした人たちは、何と闘い、子どもたちをどこへいざなおうとしているのか?
また、それはなぜなのか?
そして、その人たちの教育活動は、実際その目的に見合った形で行われているか?
ちぐはぐなものになってはいないか?

この3つの視点は、sabiの中では、
教育 (あるいはそれに類するもの) を考えるときの基本として、
十数年前からずーっと存在していたように思う。

いま、あらためて考えてみて、
1.2.3.のどれかが怪しいと、教育というものは、
とたんに胡散臭くなってしまうものだなぁと、つくづく実感。

自分が描いてきた教育像のどこかに、ちょっとでもかみ合わない要素が生じたとき、
ある人は、誠実にそれと向き合おうとするだろう。
また、ある人は、そこから目をそらそうとするだろう。
そして、ある人は、それを意図的に糊塗しようとするだろう。

巷にあふれる、なんだかよくわからない教育活動 (らしきもの) の一つひとつを、
見きわめるのは難しい。
しかし、“教育の多様化” が声高に叫ばれている現在、
それを見きわめようとする努力は、なおさら必要なことなのだろう。


JUGEMテーマ:学問・学校
| 教育 | 08:57 | comments(32) | trackbacks(3) |
君が代伴奏強制問題
「君が代」 のピアノ伴奏を、入学式で校長に命じられ、これを拒否したとして、
東京都教委から戒告処分を受けた公立小学校の音楽教諭が、
処分の取り消しを求めていた訴訟。
最高裁は27日、教諭の上告を棄却した。

<参照>
君が代のピアノ伴奏命じた校長の命令は合憲 最高裁判決 (asahi.com)
君が代伴奏拒否 : 卒業、入学式シーズン目前の判決に憤り
(MSN毎日インタラクティブ)
などなど‥‥。

教育学者のはしくれであるsabiとしては、
これはきわめて残念きわまりない判決だと言わざるをえないし、
その判決内容の不条理さには、怒りすら感じてしまう。

“伴奏命令は、思想・良心の自由を保障する憲法19条に反しない” 。
それはなぜか。

ピアノ伴奏を命じた校長の職務命令は、
「君が代」 をめぐる教諭の歴史観・世界観自体を否定するものではなく、
また、特定の思想を持つことを強制・禁止したり、
特定の思想の有無の告白を強要したりするものではないと、
最高裁は判断したという。
また、命令当時 (1999年) 、 「君が代」 斉唱が広く行われていたこと、
公務員は全体の奉仕者であり、法令や職務命令には従わねばならないことも、
判決の根拠になっているようである。

sabiは、判決文をすべて見たわけではないが、
これを読んだだけでも、とうてい納得のいくような内容ではない。
これじゃあ、かくれキリシタンの踏み絵だって、OKになっちゃうんじゃないのか??

実際、最高裁第三小法廷の5人の裁判官の中で、ただひとり、
藤田宙靖(ときやす)裁判官だけは、教諭サイドに理解を示す意見を述べたという。
「君が代」 斉唱の強制自体に強く反対する信念を抱く者に、
公的儀式での斉唱への協力を強制することが、
当人の信念そのものへの直接的抑圧となることは明白であり、
審理を高裁に差し戻すべきである、という内容だったそうである。

最高裁には、まともな裁判官などいないものと思っていたが、
こういう意見を出す人もいるんだなぁ。

政府と文科省は、1999年、 「国旗国歌法」 を無理やり成立させることで、
「日の丸・君が代」 問題の解決を図ろうとしたつもりなのだろうが‥‥。
まだまだ、係争中の裁判はたくさんあるし、
波紋はとどまるところを知らないという状況である。

音楽という文化を、権力の道具として利用されることに関しては、
sabiはつねづね、本当に腹立たしく思っている。
sabiだって、小学生の頃は何も知らずに、ただ先生に教えられるがまま、
「君が代」 を高らかにうたっていた。
大学生になって、だいすと出会うまでは、
「君が代」 をうたわない人がいることすら、知らなかったのである。
そういう刷り込みのしかたって、ものすごく卑怯だと、sabiは思う。

広島に住む子どもたちがつくる、 「ひろしま国」
この 「国」 の 「国歌」 は、
広島の中学生たちの平和学習から生まれた歌、 「ねがい」 である。
この歌は、インターネットを通じて海外にまで広がっていき、
いまや、600番を超える歌詞が、世界じゅうから寄せられている。
「ねがい」 〜ぼくらの国歌はエンドレス〜

原爆ドームと平和記念公園のある街、ヒロシマ。
この街に生きる子どもたちによって創られた、
平和への熱い思いがいっぱい詰まった曲、 「ねがい」 。
「ひろしま国」 のみならず、
ぜひ、これをわが国の国歌にしてほしいと、sabiはまじめに思っている。

世界をつなぐ歌「ねがい」
世界をつなぐ歌「ねがい」
三輪 純永
| 教育 | 23:35 | comments(14) | trackbacks(6) |
文部科学省の通知(体罰の解釈・出席停止の適用など)
教育再生会議のことやら、最近の文部科学省のことやらに関する記事は、
sabi的には、あまり書きたくなかったので放置していた。
その種の記事は、書いてるうちにどんどん憂鬱になっていくにちがいないと、
自分でわかっていたからである。

しかし、やっぱり見過ごしてもいられない。

昨夜の 「NEWS 23」 で、
文科省が、学校での体罰の範囲や出席停止処分の適用などについて、
全国の教育委員会などに通知を出したことが、報じられていた。

この通知では、学校教育法における体罰の解釈は変えないとしながらも、
子どもの 「肉体的な苦痛」 を伴わない、教師のいくつかの行為について、
それらを 「体罰ではない」 と規定しているとのこと。
また、教師が行使する一定の強制力を認める方向も、打ち出されているという。

具体的に挙がっているのは、以下のような事項である。
(sabiがまだ、通知の原文にあたっていないため、文章表現は正確ではない。)

●子どもを放課後居残りさせたり、授業中に起立させたり、
  清掃活動や学級当番をさせたりするなどの行為は、体罰ではない。
  (肉体的な苦痛が伴わなければ。)
●教室外への退出も、別途指導が行われれば差し支えない。
●授業中に子どもが携帯電話を使用した場合、それを取り上げることは許される。
●子どもの頭を数回軽く叩いたことが 「体罰ではない」 と認められた判例がある。
●正当防衛的なものであれば、教師が一定の強制力を行使することは、
  やむをえない。

また、出席停止処分については、
懲戒ではないことを強調したうえで、
学校の秩序を維持し、他の子どもの学習権を保障する制度であるとして、
これを実施する際には、
出席停止を受ける子どもの個別の指導計画を作成することや、
教育委員会なども支援することが必要であると、記載されているという。

<関連記事>
◆ 文科省、体罰の範囲を通知へ 居残り・起立は許容も (asahi.com)
◆ 体罰:文科省が「考え」通知へ 容認の判例も例示(MSN毎日インタラクティブ)
◆ 文科省:体罰の考え方通知 「懲戒のための有形力」を許容 (同上)

この件に関する、筑紫さんたちキャスターの方々のコメントは、
“ここまで細かく規定しなければならないほど、学校現場が大変な状況だということ”
“教師が強制力の行使によってしか、子どもを抑えられなくなってきていること”
“教師が子どもへの対応についての判断に迷い、困っている現状であるということ”
などに、触れる程度のものだった。

しかし、sabiは、それだけではないと思う。
というよりも、“もっと根本的な問題があるのではないか?” という気がしている。

教育再生会議という、一見新しそうな機関を導入して、
あたかも、学校現場に新鮮な風を吹き込んでいくぞ! というように見せかけて、
実は、政府は教育の場に、
復古主義的なものを、どんどん持ち込もうとしているのではないだろうか??

教育基本法の「改正」に続いて、
教師が子どもに対して力を行使すること、強制力を発動させることに関して、
「公」がそれを認めていく方向へと、あからさまに動きはじめたわけである。

いまはまだ、学校教育法という “縛り” があるから、この程度で済んでいるが、
今度は、その学校教育法にまで手をつけることで、
とめどなく恐ろしい方向へと、進んでいこうとしているのである。
それはまさに、戦前の教育への回帰にほかならない。

このまま放っておけば、学校現場において、
「子どもの権利」 という概念は、なきに等しいものになってしまうだろう。
“権利だなんて言ってる場合じゃないんだ!” といった暴力的な方向の発言が、
「公」 のお墨付きでどんどん正当化され、世の中に浸透してしまうのである。
なんとしてでも、いま食い止めなければ。

現場の状況の厳しさが半端じゃないだけに、
そういう復古主義的な方向に同調する雰囲気も、
いまならつくりやすいかもしれないという、危険な要素もある。
‥‥しかし、そもそも教育現場をこんな状況にまで追い込んだのは、
基本的には政府と文科省じゃないのか? と、思うのだが。

子どもをとりまく状況を理解し、子どもの行動の裏にあるもの、その内面を理解し、
子どもに共感するという、教師の基本的な姿勢。
そして、教師と子どもの関係、子どもたちどうしの関係、家族との関係を見直し、
学校や地域や社会のあり方を見直し、それらをくみかえながら、
指導方針を打ち出していくこと。
こうしたことを大切にしていこうとする教育観・教育論・教育実践は、
多くの教師たちや教育学研究者たちが、
長年の努力によってつくりあげてきた大きな財産であると、sabiは考えている。

このままでは、その財産が、すっかりぶちこわしになってしまう。

いまの世論そのものは決して、
政府や文科省の方向性と、合致しているわけではない。
しかし、あたかもその方向が優勢であると思わせるような、
世論の誘導がなされつつあることも、また事実である。
国民の側から声をあげ、発信していかなければ、流れにのまれていくだけである。


9条守ろう! ブロガーズ・リンク
| 教育 | 15:08 | comments(58) | trackbacks(5) |
中学生の意見書への脅迫メール ― 教育基本法「改正」問題
北星学園女子中学高等学校(札幌市中央区)の中学3年生27人が、
安倍総理宛てに16日、教育基本法改正反対を訴える意見書を連名で送ったところ、
匿名の大人から、脅迫まがいの抗議メールが生徒たちに届いた、という問題。

<北海道新聞に掲載された記事>  2006/11/17 07:49
教育基本法改正に反対 北星女子中3生、首相に意見書
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20061117&j=0022&k=200611176471

<概要 (動画あり) >  「どさんこワイド180」 2006.11.17 より
http://www.stv.ne.jp/news/streamingWM/item/20061117 ‥‥ 

この件については、各方面から情報が流れてきており、
また、sabiとしては、どうしても見過ごせないものがあったので、
ネット上の動向をしばらく見守っていた。

某巨大掲示板においては、本日に至ってもなお、心ない書き込みが後を絶たない。
意味のない中傷や、根拠のない差別発言などが、繰り返し書き込まれている。

その中でも特に目立つのは、
「これは左翼教師の煽動による、 “やらせ”“洗脳” である」 という説。
また、そもそもこのような “偏向教育” を、教師たる者が行うべきではないという論。
彼らは、 「この生徒たちはただ単に、教師に利用されただけ」 と、うそぶいている。

※ 余談だが、 「日教組=共産党系」 という誤った知識の蔓延はともかくとして、
 その誤った知識に、妙に自信を持っている人々が非常に多いのは、不思議である。

この巨大掲示板に集まっているのは、
子どもの主体性というものを、心底信じることができない人たちばかりなのか??
彼らは本気で、この生徒たちが、いとも簡単に“洗脳”されたと思っているのか??
それとも、それはたんなるポーズに過ぎないのか??

報道によれば、
この生徒たちの 「改正案反対」 の声は、あくまで自主学習の結果であるという。
さらに、自分たちがたどり着いたその意見を、行動として示すことで、
何かが変わるかもしれない ―
彼らは自分たちでそう考えたのだ、というのである。

彼らが仲間たちと一緒に、自らの頭と心と身体を使って学んでいく中で、
それが必然的に、
「自分たちのメッセージを外へと発信したい」 という要求と行動に結びついたのだ、
という説明であると、sabiは受けとめた。

この学校の教師たちの指導性が、彼らをそこまでに育てたのだとしたら、
われわれはぜひ、その指導のあり方について、大いに学びたいところである。
仮にそれが “偏向教育” として批判されるべきものであるとしたら、
“偏向していない教育”というものに、いったいどれほどの価値があるというのか??

上記の某巨大掲示板が織りなす “文化圏” のもとでは、
左翼批判・右翼的発言=「カッコイイ」もの、と見なされる傾向にあると、sabiは思う。
(まあ、 “ネットウヨ” という用語だって存在するくらいだし。)
一般の人(!?)がこの巨大掲示板を見て、
「右翼的な人=多数派」 と、とらえてしまう可能性は大きいだろうし、
実際、それが増幅してきた結果、いまのこの巨大掲示板の姿があるのだろう。
きわめて危険な傾向である。

ネットという世界が、そういう危険な文化一色に染め上げられる前に、
なんとか手を打たなければと思うのだが‥‥。
幸いなことに、サイトの管理人やブロガーの中には、
その手の思想に対抗できるだけの力を持った人たちが、たくさんいる。
そういう人たちとともに、メッセージを発信しつづけていくことで、
某巨大掲示板の “偏向文化” の影を、ネット上で凌駕していきたいものである。


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| 教育 | 13:17 | comments(81) | trackbacks(12) |
各団体からの抗議声明(2) ― 教育基本法「改正」問題
教育基本法「改正」法案の成立へ向けての策動は、
土日も休むことなく、着々と続けられている (はずである) 。

そして、この動きに歯止めをかけるのは、ほかならぬわれわれ国民の “声” 。
それしかないのである。

<日本弁護士連合会(日弁連)会長声明>
会長声明集 : 教育基本法案の与党による単独採決に対する会長談話
(2006(平成18)年11月16日 日本弁護士連合会会長 平山正剛)
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/statement/061116.html

たまたま知ったのは、下記(↓)の声明。
各都道府県、市町村などの教組においても、同様の声があがっていることだろう。
(町教組・村教組って、数は少ないかもしれないが、ちゃんと存在するのである。)

<京都市教職員組合>
<緊急声明>
教育基本法「改正」法案の委員会採決強行に満身の怒りをもって抗議する!
(2006年11月15日 京都市教職員組合執行委員長 新谷一男)
http://www.kyoto-shikyoso.ne.jp/info/2006/11/15-220035.php

もちろん、抗議の声は、民間の団体からもあがっている。
ここのサイト(↓)には、
国会や官邸、各政党、マスコミ、全国各地の諸団体等の動向も、
ほとんどあますところなくアップされているので、ぜひ注目したいところである。

<教育基本法「改正」情報センター>
【緊急声明】教育基本法「改正」法案の与党単独採決に断固抗議する
(2006年11月15日 教育基本法「改正」情報センター)
http://www.stop-ner.jp/index.html (PDFファイルダウンロード)

ちなみに下記のサイトも、見ていると元気になれる。
特に、若者たちの声がたくさん反映されているのが、いいなぁと思う。
まさに、これが本当の “民意” だっ! という感じである。

<教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会>
http://www.kyokiren.net/


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| 教育 | 20:37 | comments(9) | trackbacks(11) |
各団体からの抗議声明 ― 教育基本法「改正」問題
とりあえず、sabiがいま把握している範囲で。

<全日本教職員組合(全教)>
与党による教育基本法「改正」法案の衆議院本会議での「採決」強行に
抗議する
(2006年11月16日 全日本教職員組合中央執行委員会)
http://www.zenkyo.biz/html/menu4/2006/20061116175925.html

<日本教職員組合(日教組)>
衆議院における教育基本法「政府法案」の強行採決に抗議し
国民的論議を求める声明
(2006年11月15日 日本教職員組合)
http://www.jtu-net.or.jp/news/06/11/15n1_1.html

<全国大学高専教職員組合(全大教)・全国公立大学教職員組合連合会(公大連)・
日本私立大学教職員組合連合(日本私大教連) ― 3団体による共同の抗議声明>
教育基本法「改正」案の衆議院採択に抗議する
(2006年11月16日  全国大学高専教職員組合  全国公立大学教職員組合
連合会 日本私立大学教職員組合連合)
http://www.zendaikyo.or.jp/ (全大教:PDFファイルダウンロード)
http://www.koudairen.jp/document/info_061116.html (公大連)
http://www.jfpu.org/seisaku%20kenkai/kyokiho3kumiairenmeiseimei.htm (日本私大教連)


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| 教育 | 20:19 | comments(29) | trackbacks(9) |
ここが踏んばりどころ! ― 教育基本法「改正」問題
まだ、あきらめてはいけない。
教育基本法「改正」法案の成立を、なんとしてでも阻止しなければ!!

日本平和委員会の筋からの情報で、こういうもの(↓)がまわってきた。

----------
<抗議メール一括送信サイトの紹介>

教育基本法改悪法案の強行採決に抗議の声を集中しよう!

■兵庫高教組URLから、抗議・要請メールが一括で
送れます。

国会議員・マスコミ・教組の全てが網羅され、
送りたいところをチェックすると一括送信ができます。↓↓
http://www.hyogo-kokyoso.com/webmail/kyoikukihonho1.shtml

※この部分をどんどん回して、抗議の嵐を国会に届けよう!
----------

実際にこのサイトを訪れてみると、
多くの人たちが、自分の言葉で、熱い抗議の声を次々と発信していることがわかる。
ぜひ、この抗議の波を、日本じゅうへどんどん広げていこう!!

sabiがときどき訪問させていただいている、
早瀬沙樹さんのサイト、 「内申書制度の廃止を求めます」 に、
とてもよくまとまった記事がエントリーされていたので、
ここに紹介させていただく。

私が教育基本法改悪に反対する理由 (2006/10/10)
http://blue.ap.teacup.com/paletoutseul/1617.html

9条守ろう!ブロガーズ・リンク の中でも、10月19日の記事で紹介されてます。


「さびしんぼうのブログ♪」は、
「9条守ろう!ブロガーズ・リンク」に、賛同の意思を表明しています。

9条守ろう! ブロガーズ・リンク
| 教育 | 18:39 | comments(9) | trackbacks(12) |
教育基本法改正問題に関する専門家の意見書に “勝手に賛同” 署名運動!!
やけに長いタイトルだが、これ以上短くできなかった(^^;

まず、話の前提として、
教育基本法の改正問題に関して、教育学研究者たちを対象とした署名運動が、
ウェブ上で展開されているということ。
これは、8月26日に日本教育学会の歴代会長・歴代事務局長によって発表された、
「教育基本法改正継続審議に向けての見解と要望」という意見書に対して、
全国の教育学研究者たちに賛同を求めるという、署名運動である。
明日、日本教育学会の歴代会長による記者会見が予定されているそうで、
この賛同署名の第一次集約日は、本日(10月9日)となっている。

日本教育学会歴代会長 「教育基本法改正継続審議に向けての見解と要望」 に
対する教育学研究者賛同署名のお願い
http://kyouikukanrengakkai.org/

確かに、きわめて画期的な試みではある。
(sabi自身も、「なぜ教育学関係の学会はもっと動かないのか!?」と思っていた。)
しかし、上記のサイトは、教育学研究者でない人の署名は受け付けていない。

そこで、新たに別のところで立ち上げられたのが、

日本教育学会歴代会長 「教育基本法改正継続審議に向けて
の見解と要望」 に “勝手に賛同する” みんなの署名運動
なのである。
「見解と要望」を読んでそれに賛同した人は、だれでも署名できる。

ちなみにこれは、ある集会での、
「私もこの署名に参加したい!」という若者の発言をきっかけに、
教育基本法「改正」情報センターと、若者有志が集まってスタートした運動だという。
すごいぞ、若者たちのパワー!!

署名は、ここでできます。(↓)

教育基本法「改正」情報センター
http://www.stop-ner.jp/

署名フォーム
http://www.fleic.dyndns.org/cgi-bin/gakkaisando.cgi

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
<転載 : http://www.stop-ner.jp/061015shomei.pdf より>

 教基法「改正」に向けての政治的力は、安倍新政権誕生により一段と強まっていま
す。市民と専門家、実践家と研究者、大人と若者とをつなぐ運動を実現しなければ、
「改正」案を廃案に追い込むことはできません。
 このような運動を作り、「改正」案を廃案に追い込むために、ぜひ、お名前をお寄せ
ください! 集めた署名は、衆議院教育基本法に関する特別委員会での法案審議
が再開される日に合わせて、特別委員会の理事および委員に提出します。

 現段階では、特別委による審議が開始される日はわかっていません。しかし、それ
ほど多くの日数が残されているわけではないので、大至急、署名をお願いします! 
第1次集約を10月15日(日)午後9時に設定します。
 また、周りの方に「教育学会歴代会長『見解と要望』に“勝手に賛同する”みんなの
署名運動」をお知らせください!

 署名は、署名フォームを利用してお願いします。メールアドレスは提出いたしませ
ん。また、いただいた情報は賛同署名用紙作成以外の目的には使用しません。メー
ルは、署名用紙に転載後、すみやかに破棄します。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

教育学会市民賛同署名 どなたでも署名できます!
http://www.stop-ner.jp/


| 教育 | 10:39 | comments(8) | trackbacks(1) |
教育基本法「改正」案 ― 日弁連の意見書
たいへん遅まきながら。

日本弁護士連合会(日弁連)が、
教育基本法「改正」案についての意見書を発表したとのこと。
この問題に関心のある方は、ぜひ各地でどんどん活用しましょう(^0^)

日弁連 − 教育基本法改正法案についての意見(2006.9.15)
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/report/060915.html
( ↑ このページの中に、PDFファイルがあります。)


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| 教育 | 10:44 | comments(11) | trackbacks(10) |
教育基本法「改正」ストップ集会
知人からのメールに掲載されていた情報である。
「転送大歓迎」とのことなので、ここに転載させていただくことにする。

◆教育基本法の改悪をとめよう! 9・26国会前集会

◆かえないで! 教育基本法 10・15京都集会

関東・関西にお住まいの方で、教育基本法の問題に関心のある方は、ぜひどうぞ。
---------- 以下、詳細についての引用です。(↓) ----------

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   教育基本法の改悪をとめよう! 9・26国会前集会
   http://www.kyokiren.net/_action/060926
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■日 時  2006年9月26日(火) 18時〜19時
■場 所  衆議院第二議員会館前
■発 言  「教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会」呼びかけ人
       (大内裕和、小森陽一、高橋哲哉、三宅晶子)
       国会議員から
       さまざまな立場から
■参加のしかた  とにかく場所へ行けば、どなたでも参加できます。
■主 催  「教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会」
       (http://www.kyokiren.net/
■問合せ  電話/03−3812−5510
        メール/info@kyokiren.net
 9月26日に臨時国会がはじまります。
 首相最有力候補の安倍晋三氏が、教育基本法の「改正」を最優先で取り組むこと
を表明するなど、事態は緊迫化しています。
 私たちは、国会開会にあわせての集会を企画するとともに、改悪を絶対にさせない
取り組みを続けていきます。
 みなさんのご参加・ご協力をよろしくお願いします。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   かえないで! 教育基本法 10・15京都集会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■日 時  2006年10月15日(日) 午後1時半
■場 所  コープイン京都(柳馬場蛸薬師)
■講 演  大内裕和さん
      (愛媛大学教員・教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会呼びかけ人)
■主 催  かえないで! 教育基本法10・15京都集会実行委員会
■集会後,デモを行います。
<呼びかけます!>
 「我々日本人は…」このような主語で始まる法律へと、今、教育基本法が変えられ
ようとしています。
 「日本人」という存在、「日本人」が背負っている歴史を考えたとき、あの侵略戦争を
抜きに語ることはできません。多くの「日本人」が、愛国心教育、軍隊内教育によって
一兵士へとつくり変えられ、他国を侵略し、たくさんの人間を傷つけ、たくさんの命を
奪ってきました。その過程で、「日本人」もまた、たくさん死にました。
 憲法、とりわけ九条と深いつながりを持つ教育基本法。戦争を否定する憲法の誕
生は、戦争を否定する人づくりのはじまりでもありました。
 戦時中に行われていたような国家による「不当な支配」から、教育現場を守る意味
合いで誕生したこの法律は、国家が望ましいと考える「日本人」像を個々人(とくに
子どもたち)に強制していくものへと、再び書き換えられようとしています。
 安倍政権は憲法改悪の下地をつくるため、この秋の臨時国会 (9月26日開会予
定)では「教育基本法改悪」を一挙に成立させる勢いです。
 2006年の秋が、安倍首相の掲げる「美しい国」の名の下に、新しい戦争へ突っ走
る国とならないように、とりかえしのつかない過ちを再び歴史に残す事のないように、
再び子どもたちを戦場へ送り出さないために、今ここで、声を上げなくては!!!
 教育基本法の改悪を許して憲法改悪を阻止することはできません。教育や学校の
問題にとどまらず、「戦争と差別」へと、社会の土台から根こそぎ変えてしまおうとす
る恐ろしい法案です。たいせつな子どもたちの毎日の生活と未来にかかわる改悪
法案の成立を、全力でくいとめましょう!
 この後にも続々と改憲手続き法案、共謀罪法案、自衛隊法改悪、海外派兵「恒久
法」、テロ特措法延長・イラク特措法延長法といったおそろしい法案が待ち構えて
います。このスタートを切らさないためにも、まずは今国会での教育基本法改悪阻
止に向けて力を合わせていきましょう!
 極右の安倍政権誕生というピンチを、ひとりひとりの力でチャンスに変える動きを、
自分の町から創りだしていくために、京都での集会を行います。
 ぜひ多くの皆さんの力を結集し、共に集会をつくっていきましょう!


---------- 引用はここまで。(↑) ----------

「教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会」のホームページには、
全国各地での、さまざまな集会のスケジュールが掲載されている。
http://www.kyokiren.net/_event/area
ものすごい数の集会が、日々あちこちで開催されているんだなぁと、
あらためて、いまのこの事態の深刻さに思いをいたす。

なんとか歯止めをかけなければ。
とにかく、行動あるのみである。


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