2008.07.24 Thursday
中3少女父親刺殺事件に思う(その2)
前記事、 「中3少女父親刺殺事件に思う」 にかかわって、
専門家の方から、貴重なコメントをいただいた。
( http://sabi-see.jugem.jp/?eid=616#comments )
コメントしてくださった方のブログを、さっそく見に行った。
「覚醒障害」 をキーワードとして、この事件について説明している2つの記事は、
きわめて説得力のある内容で、sabiとしては、腑に落ちるところが大きかった。
下記のリンク先の記事である。
粂 和彦のメモログ
覚醒障害?中学3年生が父親を刺殺
http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_522a.html
覚醒障害2: 寝ぼけと殺人
http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_7b43.html
もし、この仮説が正しいとするならば、
マスコミの報道は、日を追うごとに見当はずれな方向へ行ってしまっていると、
言わざるをえないだろう。
特定の記事をあげつらうのは好まないが、
たとえば、某S社のニュースサイトの報道記事。(2008.7.20 11:55)
「父親に 『勉強しろ』 といわれ、反感があった」
「 『勉強しろ』 といわれて 『はい』 と言う以外、会話はあまりなかった」
という少女の供述をメインに掲載し、
記事の末尾を、下記のような文章で締めくくっている。
--------------------------------------------------------------------------------
その一方で、「父親を特別に憎んでいたわけではない」 とも話しているという。
事件当初は 「お父さんが家族を殺す夢を見た」 などと 不自然な話 をする
場面もあった。 (注:太字による強調は引用者sabi)
--------------------------------------------------------------------------------
こんな形で、少女のことばが切り捨てられてしまうのは、あまりにも悲しすぎる。
真実がどこにあるのか、いまだ明らかでない現時点において、
記者の主観によってこのような表現がなされ、
それがまことしやかに流布されるというのは、sabi的には非常に許しがたい。
ここしばらく、立て続けに、信じられないような大事件が起こっていて、
マスコミは、それらを追いかけるのに大わらわといった様子である。
こうした時世の中で、あらためて、マスコミの姿勢が問われているように感じられる。
専門家の方から、貴重なコメントをいただいた。
( http://sabi-see.jugem.jp/?eid=616#comments )
コメントしてくださった方のブログを、さっそく見に行った。
「覚醒障害」 をキーワードとして、この事件について説明している2つの記事は、
きわめて説得力のある内容で、sabiとしては、腑に落ちるところが大きかった。
下記のリンク先の記事である。
粂 和彦のメモログ
覚醒障害?中学3年生が父親を刺殺
http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_522a.html
覚醒障害2: 寝ぼけと殺人
http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_7b43.html
もし、この仮説が正しいとするならば、
マスコミの報道は、日を追うごとに見当はずれな方向へ行ってしまっていると、
言わざるをえないだろう。
特定の記事をあげつらうのは好まないが、
たとえば、某S社のニュースサイトの報道記事。(2008.7.20 11:55)
「父親に 『勉強しろ』 といわれ、反感があった」
「 『勉強しろ』 といわれて 『はい』 と言う以外、会話はあまりなかった」
という少女の供述をメインに掲載し、
記事の末尾を、下記のような文章で締めくくっている。
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その一方で、「父親を特別に憎んでいたわけではない」 とも話しているという。
事件当初は 「お父さんが家族を殺す夢を見た」 などと 不自然な話 をする
場面もあった。 (注:太字による強調は引用者sabi)
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こんな形で、少女のことばが切り捨てられてしまうのは、あまりにも悲しすぎる。
真実がどこにあるのか、いまだ明らかでない現時点において、
記者の主観によってこのような表現がなされ、
それがまことしやかに流布されるというのは、sabi的には非常に許しがたい。
ここしばらく、立て続けに、信じられないような大事件が起こっていて、
マスコミは、それらを追いかけるのに大わらわといった様子である。
こうした時世の中で、あらためて、マスコミの姿勢が問われているように感じられる。
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